申請の前に
申請書作成を開始する前に、以下、1.~5.の全てを要件を満たしていることを確認して下さい。
1.申請者について 申請者は以下の要件を満たしている必要があります。
※国内の研究教育機関(大学・研究所・公設試験研究機関)に所属する研究者であること。
※申請者が所属機関において、対象となる生物遺伝資源の保管を委託する権限を有すること。
2.引き取り判断責任者について 引き取り判断責任者は以下の要件を満たしている必要があります。
※国内の公的研究機関に所属する常勤研究者(教授、准教授、助教相当)であること。
※保管期間終了(約3年後)まで現職にとどまる事が可能であること。
3.感染性 保管委託をする生物遺伝資源について、以下の要件を満たすことが保証できること。
※ヒトに対して病原性が無い。
※法律で取り扱いが制限された生物遺伝資源ではない。
4.生物遺伝資源の取り扱いについて
保管開始後に、申請者(保管委託者)および引き取り判断責任者等と連絡が取れなくなった場合は、保管中生物遺伝資源を廃棄することに同意したことと見なします。
5.情報の取り扱いについて
IBBPがバックアップ保管にあたり取得する、本申請および本申請に関連した情報については、職員、事務担当者、その他バックアップ保管に関連する業務に必要と認められる関係者に情報を提供、共有し、その情報に基づきバックアップ保管業務を実施することに同意したことと見なします。
追加申請
追加申請はサンプルに関する情報のみで簡易に申請できます(研究計画等の記入が不要です)。
主な入力項目はデータシートのみです。
該当する場合は、情報提供書(遺伝子組換え生物・ゲノム編集生物の場合)等をご提出ください。
以下の場合は追加申請が可能です。
・保管容器がIBBPチューブまたは申請者チューブ、またはサンプルチューブで、新規申請時と同じであること
・新規申請時のチューブを入れたボックスの空きスペースに入る本数であること
※ 保管容器がIBBPチューブの場合は100本/ボックス、申請者チューブの場合は81本/ボックスとなります。
・サンプル保存方法(液相/気相、SPF/実験動物/家畜/野生動物)が同じであること
・それまでの申請が保管中または返却完了になっていること
保管期間は、新規申請の保管開始より3年間となります。保管期間の延長を希望する場合は、追加申請に対する延長申請は不要です。元の新規申請に対してのみご提出ください。
----(操作手順)----
1)申請一覧より追加したい受付番号を選択する。(または、申請一覧の受付番号の右端にある可能な申請欄に出ている「追加・延長申請」を押す。)
2)保管物詳細が表示される。
3)「追加申請」を押すと保管委託申請【追加】画面が表示される。
4)追加申請を作成する。
5)内容を記入すると、「提出」ボタンが表示される。
6)「提出」を押す。「提出」を押すとステータスが[プレチェック待ち]になる。
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記入時の注意事項等はこちら(FAQ参照)
延長申請
延長申請は保管期間の延長を希望される場合に提出してください。
審査で認められると、さらに3年間保管することができます。
保管期間の半年前に通知が届きます。
登録されているプロファイルに変更がある場合は、更新してから延長申請を作成してください。
※所属、役職、電話番号、メールアドレス 等
延長申請作成時に、3年後まで現在の役職にとどまることができない方は、第一引き取り判断責任者の要件を満たさないことになります。(FAQ参照)
----(操作手順)----
1)申請一覧より「(受付番号)」を選択
2)青文字の「保管物詳細」を選択
3)左側にある「延長申請」を選択
4)必要事項を入力後、「提出」ボタンを押してください。
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主な入力項目は下記の通りです。記入前に「ご記入の注意点」(FAQ)をご一読ください。
研究内容の進展
延長が必要な理由
※保管を希望する次期3年間の研究計画を簡潔に具体的にご記入ください。
業績
※過去3年以内の業績を10件以内に絞ってご記入ください。
恒久返却(再保管無し)
返却したサンプルを再度保管しない場合は恒久返却申請を提出してください。
一部もしくは全部のサンプルを返却することが可能です。全部のサンプルを返却した場合は「保管終了」となります。
返却時の送料はご負担をお願いしております。着払にてお送りします。
保管開始前の追加申請がある場合は、保管を開始してから作成してください。
主な入力項目は下記の通りです。
返却希望サンプルの選択
返送先(住所・電話番号・機関と部局名・担当者名)
----(操作手順)----
1)画面右上のメニューより、「恒久返却申請(再保管無し)を開始する」を選択
2)恒久返却申請画面が表示されるので、受付番号を選択する。
3)保管物詳細から、返却希望サンプルを選択し「恒久返却希望サンプル一覧へ登録」を押す。ボックスごと返却を希望する場合は、保管サンプル一覧の一番上にあるボックス番号にチェックをいれる。
4)恒久返却希望サンプルを確認し、選択・記入項目を入力
5)画面に従って内容を入力してください。
6)必要事項を入力後、「返却申請提出」ボタンを押してください。
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その他、返却申請に関するご案内はこちら(FAQ参照)
一時返却申請(再保管有り)
返却したサンプルを再度保管する場合は一時返却申請を提出してください。
一部もしくは全部のサンプルを返却することが可能です。
返却時の送料はご負担をお願いしております。着払にてお送りします。
保管開始前の追加申請がある場合は、保管を開始してから作成してください。
再保管は返却時より一年以内を目安にお願いします。予定時期をあらかじめ確認させていただきます。
主な入力項目は下記の通りです。
返却希望サンプルの選択
返送先(住所・電話番号・機関と部局名・担当者名)
----(操作手順)----
1)画面右上のメニューより、「一時返却申請(再保管有り)を開始する」を選択
2)一時返却申請画面が表示されるので、受付番号を選択する。
3)保管物詳細から、返却希望サンプルを選択し「一時返却希望サンプル一覧へ登録」を押す。ボックスごと返却を希望する場合は、保管サンプル一覧の一番上にあるボックス番号にチェックをいれる。
4)一時返却希望サンプルを確認し、選択・記入項目を入力
5)画面に従って内容を入力してください。
6)必要事項を入力後、「返却申請提出」ボタンを押してください。
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その他、返却申請に関するご案内はこちら(FAQ参照)
廃棄申請
保管中のサンプルを全て廃棄し、保管終了とする場合は、廃棄申請を提出してください。
一部サンプルのみの廃棄はできません。
----(操作手順)----
1)申請一覧より「(受付番号)」を選択
2)青文字の「保管物詳細」を選択
3)左側にある「廃棄申請」を選択
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この後、廃棄意志を確認していただくメールが複数回送信されます。システムの案内に従って、確認を進めてください。
保管期間終了後にIBBPセンターにて廃棄いたします。
廃棄後、本申請は保管終了となります。