[FAQ] サンプル輸送に関すること
輸送日程や業者について
輸送日程はいつ決まりますか
審査で保管が認められた後、MTAまたは承諾書の手続きが終わったら、輸送のスケジュールを調整します。
早く輸送したい/輸送したい時期が決まっている
輸送の時期や日程について希望があれば、なるべく早い段階でIBBPセンターへご相談ください。
承諾書/MTAの手続きが完了している必要があります。
ドライシッパーを使った凍結サンプルの輸送について
ドライシッパーとはどんな物ですか
サンプルを-150℃以下に保ったまま、安全に輸送する輸送容器です。内部の充填剤に吸収させた液体窒素が徐々に蒸発することにより、内部の超低温を維持します。
チューブ輸送用のドライシッパーの場合、輸送ケース(写真左)に入れた状態で、大きさが直径46cm×高さ79cm、発送時の重量が20kg程度です。
ストロー輸送用のドライシッパーでは、輸送ケースの大きさが縦38.5cm×横038.5cm×高さ61cm、発送時の重量が15kg程度になります。
何日間低温が保たれますか
十分に液体窒素を吸収させた後、約1週間、-150℃以下を維持します。
IBBPセンターからは、十分に液体窒素を吸収した状態で発送しますが、さらに安全性を高めるため、お手元にて液体窒素の追加注入をお願いしております。
IBBPセンターでは基本的に温度ロガーの付いたドライシッパーを使用してサンプルを輸送します。輸送中の温度を記録して低温が保たれていることを確認しています。
どんなことに気を付ければ良いですか(取扱い注意事項)
■ 決して密封した部屋には置かないでください
容器からは絶えず窒素ガスが放出されていますので、窒息の恐れがあります
■ 作業中は必ずクライオグローブ・クライオエプロン等を着用してください
人体の保護されていない部分を液体窒素で冷却された物体に接触させないでください
■ 収容する検体、容器等は予め冷却しておいてください
輸送日程の例(東京都内から)
祝日等がある場合は、この限りではありません。
---------<輸送日程の例(東京都内)>---------
x月1日(月)IBBP(愛知県岡崎市)より発送
↓
x月2日(火)午前、申請者(東京都内)に到着、液体窒素を追加注入(1台あたり2~3L)
↓
x月3日(水)午前、輸送業者より集荷時間案内の電話がまいります。サンプルを収納してください。午後、輸送業者が集荷に伺います。
↓
x月4日(木)IBBP(愛知県岡崎市)にサンプルが到着 、液体窒素タンクに入庫、保管開始
輸送日程の例(九州地方から)
祝日等がある場合は、この限りではありません。
---------<輸送日程の例(九州地方から)>---------
x月1日(月)IBBP(愛知県岡崎市)より発送
↓
x月4日(木)午前、申請者(九州地方)に到着、液体窒素を追加注入(1台あたり5~6L)
↓
x月5日(金)午前、輸送業者より集荷時間案内の電話がまいります。サンプルを収納してください。午後、輸送業者が集荷に伺います。
↓
x月8日(月)IBBP(愛知県岡崎市)にサンプルが到着 、液体窒素タンクに入庫、保管開始
サンプルの送料について(ドライシッパー)
サンプル保管のための送料につきましては、往復ともIBBPセンターが負担いたします。復路については、印字済みの着払い伝票をご用意しますので、必ずそちらを使用してください。
尚、サンプル返却にかかる送料につきましては、ご負担をお願いします。着払いでお送りしますので、受取りの際に料金の支払いをお願いいたします。ドライシッパー返却のための復路については、IBBPセンターが負担いたします。
【送料の目安】(ドライシッパー大の場合)
・関東、上信越、中部、北陸、関西:約6,000円
・南東北、四国:約7,000~8,000円
・北東北、九州:8,000~9,000円
【着払料金の支払について】
受け取り機関により処理方法が異なりますので、所属機関の事務部門にご確認をお願いします。
セイノースーパーエクスプレスと取り引きが無い場合、ドライシッパー到着時に現金で支払っていただくことになります。
輸送業者について(ドライシッパー)
ドライシッパーの輸送には宅急便(クロネコヤマト)は利用していません。
IBBPセンターでは、現在、セイノースーパーエクスプレス株式会社に輸送を依頼しています。往路・復路ともにIBBPセンターが手配します。送り状も印刷して用意します。
プレートサンプルの輸送について
梱包資材について
プレートサンプルは、発泡スチロール箱に入れ、周囲にドライアイスを詰めて送ってください。発泡スチロール箱、ドライアイスの手配については相談してください。
輸送業者について
宅急便(クロネコヤマト)を利用してください。復路についても着払いの送り状をIBBPセンターが用意します。
種子の輸送について
輸送業者について
宅急便(クロネコヤマト)を利用してください。復路についても着払いの送り状をIBBPセンターが用意します。
冷蔵便または冷凍便の利用について
必要に応じて冷蔵便または冷凍便を利用してください。