IBBP概要

大学連携バイオバックアッププロジェクト(IBBP)とは

大学連携バイオバックアッププロジェクト(IBBP)は、研究途上の生物遺伝資源をバックアップ保管する体制として、東日本大震災を機に2012年から始まりました。

生命科学研究をはじめ、様々な分野の研究において不可欠な生物遺伝資源が、災害等の不測の事態によって失われる事を防ぎ、安定した研究活動を支援します。


IBBPセンターは、様々な種類の生物遺伝資源を集中してバックアップ保管する施設であり、このプロジェクトの中核拠点として事業を推進しています。

大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 基礎生物学研究所に設置されています。

IBBPでのバックアップ保管の特徴

保管料無料

保管経費、サンプル輸送費は IBBPセンターが負担します。

※サンプル返却時の送料はご負担いただきます。

全国の研究者が利用可能

国内の研究教育機関に所属する研究者であれば、どなたでも利用していただけます。

※引き取り判断責任者には条件があります (FAQ参照

いつでも返却・再保管も可能

理由を問わず、いつでも返却します。

返却したサンプルを使用後再保管し、保管を継続することもできます。

電子申請システム《IBBP-easy》

いつでも、どこからでも web から保管関連手続きが可能です。

保管サンプルの情報も確認できます。

厳密に管理された安全な保管設備

非常用電源、保管環境常時監視システム等、サンプルを安全に保管するための設備を

整えています。

保管に関する情報の守秘、顔認証システムによる入室管理等、セキュリティにも十分

配慮しています。

IBBP組織体制

大学連携バイオバックアッププロジェクトは、IBBP計画推進委員会・サテライト拠点・IBBPセンターで推進しています。

IBBP計画推進委員会

IBBP計画推進委員は、国立大学や公的研究機関に所属する15名で構成されています。

保管審査基準に沿って審査を行い、保管の可否を決定します。

IBBP事業の運営方針を決定します。

IBBP大学サテライト拠点

IBBP大学サテライト拠点は下記7大学に設置され、IBBPの保管利用者をサポートしています。


IBBPのあゆみ

※準備中