[FAQ] 承諾書・MTAについて

承諾書、同意書(MTA)とは

承諾書、同意書(MTA)とは何ですか

正式名称は「生物遺伝資源保管委託に関する承諾書」(承諾書)、「生物遺伝資源保管委託同意書」(MTA)であり、どちらも保管委託に関する契約です。

保管委託するにあたっての契約内容が記載されているので、提出前に内容を必ず確認してください。

審査で保管が認められた後、サンプルの輸送を開始するまでに、いずれかの手続きが必要です

「役職による申請」の場合は、必ず「生物遺伝資源保管委託同意書」(MTA)を締結してください

承諾書とMTAの違いについて

承諾書、MTAの違いは何ですか

正式名称は「生物遺伝資源保管委託に関する承諾書」、「生物遺伝資源保管委託同意書」(MTA)です。どちらもIBBPセンターへの保管委託に関する契約ですが、下記の違いがあります。

<承諾書とは>

申請者(保管委託者)とIBBPセンター長との契約であり、申請者の署名で手続きします。1部作成し、基礎生物学研究所が保管します。

<MTAとは>

申請者(保管委託者)所属機関と基礎生物学研究所との機関間契約であり、公印を必要とします。2部作成し、申請者所属機関と基礎生物学研究所が1部ずつ保管します。

「役職による申請」の場合は、必ず「生物遺伝資源保管委託同意書」(MTA)を締結してください。

どちらを選んだらよいかわかりません

IBBPセンターで保管を行う(保管サンプルを使用したり第三者に譲渡したりすることはありません)ことに対してMTAの締結を必要とするか否かの見解は、機関により異なります

機関がMTAの締結を必要としない場合は、手続きが簡易であることから承諾書を選択する方が多いです。

どちらで手続きるのが適当か不明な場合は、所属機関の知財担当部局へ問い合わせていただくか、IBBPセンターへ相談してください。

「役職による申請」の場合は、必ず「生物遺伝資源保管委託同意書」(MTA)を締結してください。

手続きの仕方について

承諾書の手続きの仕方

1)書式について

審査結果を受信後、書式をダウンロードしてください。(書式と記入例はこちら

2)承諾書への入力について

内容を確認し、必要事項を入力してください。

  ・保管委託者に関する情報は、《IBBP-easy》のユーザプロファイルに登録された内容を入力してください。

  ・「代表とするサンプル名 (データシート 1) 」欄については、《IBBP-easy》のデータシート1に登録されたサンプルを、正確に入力してください。

  ・データシートが複数ある場合は「代表とするサンプル名 (データシート 1) 」欄に「(サンプル名) と入力してください。

  ・IBBPセンターにてサンプルリストを添付し、この承諾書の効力の範囲とします。

3)入力内容の確認について

入力内容を確認するため、署名前のファイルを、メールに添付してIBBPセンターへお送りください。

  【送信先】IBBPセンター保管申請サポートデスク(ibbpdesk(at)nibb.ac.jp) ※ (at) を @ に替えてください。

4)印刷・郵送のお願い

内容の確認後、1部を印刷し、署名の上、IBBPセンターへ郵送してください。

  【郵送先〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1 基礎生物学研究所 IBBPセンター 宛

5)受理後について

IBBPセンターにて受理後、PDFファイルを《IBBP-easy》の「保管手続き」>「1. 承諾書/MTA」にアップロードするので、確認してください。

MTAの手続きの仕方

1)書式について

審査結果を受信後、書式をダウンロードしてください。(書式と記入例はこちら

2)MTAへの入力について

内容を確認し、必要事項を入力してください。

  ・保管委託者に関する情報は、《IBBP-easy》のユーザプロファイルに登録された内容をご記入ください。異なる情報を入力した場合は確認します。

  ・「代表とするサンプル名 (データシート 1) 」欄については、《IBBP-easy》のデータシート1に登録されたサンプル名を、正確に入力してください。データシートが複数ある場合は、「代表とするサンプル名 (データシート 1) 」欄に「(サンプル名) 」と入力してください。

3)入力内容の確認について

入力内容を確認するため、公印を押印される前のファイルを、メールに添付してIBBPセンターへお送りください。

  【送信先】IBBPセンター保管申請サポートデスク(ibbpdesk(at)nibb.ac.jp) ※ (at) を@に替えてください。

4)管理対応表について

サンプルリストとして「管理対応表」をMTAに含めます。IBBPセンターで作成したMTAに含める管理対応表」をお送りしますので確認してください。MTAに含める管理対応表」には、「コメント」「ラベルシール印刷文字」欄は掲載しません。IBBPセンターにて「MTAに含める管理対応表」をMTAに添付し、このMTAの効力の範囲とします。

)印刷のお願い

MTA「MTAに含める管理対応表」をまとめたPDFファイルをメールで送付しますので、両面印刷で 2 部印刷してください。

6)製本・郵送のお願い

1部ずつ製本し、 公印 および 契印(最初と最後のページ)を押してください。その後、原本2部をIBBPセンター宛に郵送してください。

  【郵送先】〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1 基礎生物学研究所 IBBPセンター 宛

締結後について

締結手続き終了後、1部を返送します。お手元にて保管してください

また、PDFファイルを《IBBP-easy》の「保管手続き」>「1. 承諾書/MTA」にアップロードします。

異動の際の承諾書・MTAの取り扱いについて

申請者(保管委託者)の所属機関が変わった場合

研究者が作製したサンプルの所有権はサンプル作製時の所属機関にあります。異動する際は旧所属機関に対し、サンプルの取扱いについて確認してください。

<保管開始時に承諾書をご提出いただいている場合>

承諾書またはMTAの再提出をお願いします。

新承諾書または新MTA手続きが完了すると、承諾書を失効とします


<保管開始時にMTAを締結されている場合>

申請者(保管委託者)は、旧所属機関に対し、先に締結されたMTAの取扱いを確認してください。

終了させる場合は、新たに承諾書またはMTAを提出してください。新承諾書または新MTAの手続きが完了すると、旧MTAを失効とします。

役職による申請の場合

役職による申請の場合、申請者(保管委託者)が異動により替わっても、MTAはそのまま有効です。手続きの必要はありません。